徒然(インスリノーマと言われた愛犬)

日々思う事、ひとりで辛い事。

動物病院へ

ごはんの時間が3時間毎で大丈夫だったのに、3時間ではふらつく時が出てきた。

もう、限界を感じて家族に相談。

夫と娘がせんちゃんを病気に連れて行ってくれた。

食事だけで低血糖をコントロールする限界を感じて、戸惑いながらもステロイドの錠剤を飲ますことになった。

 

頻回の給餌
食事を頻回に行うことで、β細胞から過剰に分泌されたインスリンの基質として、安定したカロリー源を与えることができます。高脂肪、炭水化物、食物繊維を含む食事を与えることで、胃の排泄や小腸でのグルコース吸収を遅らせて、食後の門脈血の血糖値の上昇を抑えて、その結果、腫瘍からのインスリン分泌を抑制します。単糖類(ぶどう糖、果糖、ガラクトース)は、腸で速やかに吸収されて、β細胞腫瘍からのインスリン分泌を直接刺激する可能性があるので、避けましょう。
ドライフードとウェットフードを組み合わせて、1日3~6回、少量ずつを与えるのが効果的です。高インスリン血症になると、肥満の原因となってしまうので、1日当たりのカロリー摂取量は適度に制限する必要があります。運動制限の必要もあるので、散歩は適当にしておきましょう。
ステロイド療法
食事療法だけで低血糖症状が予防できなくなったら、ステロイドの投与を行います。ステロイドインスリン作用に拮抗して、肝臓のグリコーゲン分解を刺激して、糖新生のための基質を間接的に供給します。プレドニゾロンを、初期用量0.5mg/kg/日として、2回に分けて投与します。投与量は、症状の改善をみながら調節します。症状を抑制するプレドニゾロンの必要量は、腫瘍や転移巣が増大するにつれて、増加します。
最終的には、プレドニゾロンによる副作用(多飲・多尿など)が生じますが、投与量を減らしても、治療は中止しないように。飼い主にも十分に説明をしておきましょう。